香港の団地を歩く
こんばんは。れめです。
前々回、香港の団地博物館について紹介しました。
香港の代表的な風景といえば、ヴィクトリア湾に面した林立する超高層ビルがまず浮かぶかもしれませんが、実際に香港の街を歩いてみると、郊外の方にまで細長い住宅団地があらゆるところニョキニョキと生えていて、これもまた香港らしい風景の一つと言えるでしょう。
今回は中環からもアクセスがしやすい柴灣の団地を紹介します。
柴灣は中環から港島線で1本、終点に位置しています。
駅前にはショッピングモールがあり、周辺に公園と団地という配置で、めちゃめちゃ高層化した千里中央みたいな感じです。
駅前のショッピングセンターを抜けるといきなり現れる興華邨という団地。
まずはここから入っていきます。
17階が回廊になっており、奥へ進むにはここからエレベーターに乗ります。
ひゃー随分高いところまできたなあ。
振り返ればたくさんの団地。先ほどの地上階も丘の上にあり、随分高いところにいるような感じがします。左手の団地には壁に階数が書かれていますね。
さて、前へ進むぞ。
...
なんかさっき登った分よりさらに高層な建物があるですが。
香港島はとても切り立った山になっているので、なんと17階で背後地の地上レベルと繋がっていたようです。多摩ニュータウンでもねえよこんなん。
高層の上にさらに高層、これが香港の団地です。
山の上を散歩して、次はお隣、筲箕湾の団地へ。
団地のピロティで備え付けの卓球台をみつけました。
こちらは中国将棋かな?
こうした香港らしいストリートファニチャーに、とても萌えます。
筲箕湾には、団地の合間に古い廟がいくつかありました。
香港の廟はどこに行ってもちゃんと手入れされていて、人がいるような気がします。
超現代的な香港ですがこうした宗教的な場所がちゃんと生きて存在していることに、なんだかホッとした気持ちを感じました。
おしまい。